鏡に映して使うマホガニーの逆回転時計3

鏡に映すと正しく見える逆回転時計です。ベースのマホガニーは高級家具や、彫刻の材料として主に使用され、木造の帆船の建造や船室の内装などにも利用されてきた木で、年月を経ると色合いが濃くなり更に高級感のある美しい仕上がりを見せる木材です。
時刻目盛りは、日本の樹林を代表するブナをシンプルな書体にひとつひとつ糸鋸で切り出しました。ベースのマホガニーとの対比がはっきりとしており、非常に読みとりやすくなっています。
また、針はストレートデザインの白い針で、シンプルながらはっきりと見やすい時計になりました。
仕上げは、木のもつ色合いや木目の印象を損なわないよう、蜜蝋クリームを塗って仕上げています。
ムーブメントは、逆回転のクオーツ時計のステップを使用しており、電池をセットして、後ろの針回しで時刻合わせをするだけで時を刻み始めます。壁へのあたり部分は、壁を保護するようにフェルト仕上げになっています。